子どもの収納にこそラベルを!
Vol.6_2018.03.09
親・子の片づけ教育研究所 メールマガジンより
子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。
人にはラベルを貼るなと言いますが、
ラベリングは決めた定位置をわかりやすくする工夫なので
特に子どもの収納にこそラベルはあった方がいいです。
お子さんと話し合って決めた収納の定位置も、
最初は慣れないこともあるでしょう。
そんな時はラベリングで「定位置」を示します。
定位置がわかると、それだけで探しやすく、片づけやすくなるので
いつも探し物をしてしまったり、
ラベリングを上手に活用してみましょう。
ただし、ひとつ考慮することがあります。
それは…
使う人に「わかりやすいラベリング」を選ぶこと。
字が読めないお子さんにはイラストや写真のラベル。
兄弟、姉妹など複数のお子さんが使う場所には
人ごとに色わけしたラベルなど。
(
我が家の子どもが通っていた幼稚園では
ひとり1つずつお道具を入れるトレーを渡されていてたのですが
まだ字も読めない3歳児にも自分の持ち物がわかるように
幼稚園でもラベルでひと工夫されていました。
例えば、飛行機のマークは〇〇君、イルカのマークは〇〇
一人ずつ、マークが決まっていました。
トレーだけでなく、持ち物すべてにそのシールを付けて、
誰のものかわかるように工夫をしていたのです。
この場合は定位置を示すというより、持ち主を示すラベルでしたが
小学校の持ち物の準備をするときにも、
まだまだ使えそうなアイデアですよね。
ラベルを決めるときには、お子さんに
「こっちと、こっちではどっちがわかりやすい?」
「これとこれなら、どっちが好き?」
など、聞きながら決めると、
自分で選んだものなのでより覚えやすいというメリットもあります
週末に親子で定位置を決めたり、
ラベルづくりをしてみてはいかがでしょうか。
親・子の片づけ教育研究所
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