上の子と下の子のおもちゃバトルと事故防止どうする?

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Vol.23_2018.07.06
親・子のづけ教育研究所 メールマガジンより


子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。

我が家の子ども達は2つ違いの兄弟なんですが
小さい時は上の子がブロックで作った作品をを下の子が無邪気に
壊す…なんてことが日常的で
兄弟でおもちゃをめぐるバトルが頻繁に起きていました。

床など(手の届くところ)に置かれたおもちゃは
踏みつけてケガする恐れや、下の子が誤飲する危険もあり
おもちゃの管理については悩ましいですよね。

そんな時期の対策としてできる事をご紹介します。

1)まずは上の子に相談する

作品を壊されないように、勝手に自分のおもちゃを触られないよう
口に入れられないようにするにはどうしたらいいか?を
一緒に考えてもらうと、上の子は自分の考えてくれます。

2)触られたくないおもちゃや危ないものをわける

上のお子さんが触られたくないおもちゃや口に入れると危ない
小さなおもちゃを分ける。
具体的にどんなサイズのものが危ないかがわかるように
簡易誤飲チェッカーとして
トイレットペーパーの芯(芯の直径39mm以上あるもの)や
誤飲防止ルーラーを使って一緒にチェックする。

4cm以下のおもちゃで
トイレットペーパーの芯を通るものは誤飲し窒息の可能性があります。
おもちゃの対象年齢を確認するのもお忘れなく。

3)置き場所や収納方法を工夫する

子どもの年齢ごとに※手の届く範囲を知っておいた上で
下の子の手の届かない場所に移動させる
扉付きの収納に変更してロックをかけるなどの対策をとる。

※手の届く範囲
台の高さ+手が届く範囲=1歳→90cm、2歳→110cm、3歳→120cm
例)1歳児→90cm
台の高さが50cmの場合、台の手前から40cmのところまで手が届きます。
消費者調査委員会報告書「玩具による乳幼児の気道閉塞事故」より引用

消費者庁発行の「子どもの事故防止ハンドブック」も参考になります。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/pdf/child_180621_0001.pdf

兄弟のおもちゃバトルも減らしつつ
楽しく遊べるよう事故防止の環境も作っていきましょう。

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