「家が片づいている=しあわせ」と言えるのか?

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Vol.53_2019.02.22
親・子の片づけ教育研究所 メールマガジンより


子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。

今まで沢山のご家庭を訪問してきました。
多少うちの中が雑然としていても
家族仲が良く、ドタバタしながらもあたたかな雰囲気が感じられるご家庭や
こざっぱりとキレイにしているけれど何か寒々しい雰囲気のご家庭など…

私は家は日々の生活に不自由や困ったことがなければ、
いつもキレイな状態じゃなくても、
片づいてないことがあっても問題ないと思っています。

それよりも、親の感情や気分で子どもに片づけを強制したり、
片づけの方法も教えずに自分の理想の状態を押し付けたり
子どもととの関係性が良くないことが問題だと思っています。
家族との関係性が良好じゃない中で、
家が寸分のスキもなく片づいているとしたらその状況の方が問題です。

家事を主にする人だけが頑張って頑張って
家の中のあらゆることを抱えるのもおかしい。
ひとりで家事を抱え込まないために、そのために整理収納で家の中を整えて、
家族が家事参加しやすくしたり、片づけしやすくしたりすることができます。

片づけは単なる片づけにあらず、
子どもの生きる力を育めるものであり、家族の関係性をより良くすることができます。

家が片づくため必要な片づく「仕組みづくり」と「関わり方」の両方があって、
それの二つが上手くかみ合っているから、その結果として
幸せに近づくのではないでしょうか。

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