出来ない原因は「仕組み」「関わり方」の他にもあります

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Vol.57_2019.03.22
親・子の片づけ教育研究所 メールマガジンより


子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。

いくら片づく仕組みを作っても、声掛けを工夫しても上手くいかないという時
その上手くいかない、出来ない原因は別のところにある可能性があります。

それは、子どもの発達との関連です。

「相手に合わせる」と言うことを何度もお伝えしていますが
相手に合わせるためには、相手の現状を把握するということが大事で、
その中には子どもの発達段階を踏まえ
「何が出来て」「何が苦手か」と言うところを見極めることも
含まれています。

例えば、プリントをうまく向きをあわせてまとめることが出来ない
同じ大きさの紙を束ねることが苦手…
角を合わせて髪を半分に折ることが上手にできない…

となると、いくらクリアファイルを準備しても
ファイルに入れること自体がが難しいことがあります。

その場合はその動作が出来るようにトランプなどの遊びを通じて練習したり
大きく開いて1枚ずつプリントを入れられる薄めのケースファイルを利用したり
子どもの発達に合わせて、サポートする必要があります。

親であっても子どもの発達に関しては知らないことも多いかもしれません。
ですが、子どもの「出来る」を増やすサポートをするためには
発達段階を知ることは欠かせません。
今は生活動作に関する本などたくさんでていますので、
それらを参考にするのもおすすめです。

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