求めるレベルを「見直し」する

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Vol.12_2018.04.20
親・子の片づけ教育研究所 メールマガジンより


子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。

先週のメルマガで『OKな状態を「見える化」する』という
お話をしました。

『「元の状態に戻す」その元の状態がわかるように、
OKな状態の完成形の写真を撮ったり、チェックポイントを
表にしたりして見える化をしてみましょう。』と。

見える化を試してみても、うまくいっていない場合は
求めるレベル(OKな状態)がお子さんのづけレベルや成長段階に
合ってないことが考えられます。

例えば…

『ハンガーに上着を掛ける』

『フックに上着を掛ける』

『棚の中にランドセルを入れる』

『机と同じ高さの棚の上にランドセルを置く』

このように、手間がなく、簡単に出来る方法にして
求めるレベルを見直ししてみてはいかがでしょうか?

キレイに整った状態は確かに理想的です。
ですが、その状態はステップを上っていた一番上にある最高レベル。

現状と理想の状態にギャップがあればあるほど
最初はスモールステップで習慣付けしていくことが必要です。

床に放り出されたままの上着をフックに掛ける、
ランドセルを床ではなく棚に置く、など
手間なく出来る方法にします。
この状態を、OKな状態とし、求めるレベルを見直します。

まずは今のお子さんの状態に合わせて
求めるレベルを合わせてみること。

それだけで、親のやってくれないイライラは随分と軽減され
子どもも面倒でイヤイヤやっていたことが楽に「できる」に
変わっていくはずです。

新しい環境に慣れた頃ですが
今までの緊張から疲れも出てくる時期ですよね。
親の方もそうではないでしょうか?(苦笑)

ちょっと休みたい、家ではダラダラしたい…
そんな気持ちに一緒に寄り添いつつ
週末にお子さんの話を聞いて
求めるレベルを見直してみてみませんか?

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