園、学校からの「お便り」を出してもらう工夫
Vol.10_2018.04.06
親・子の片づけ教育研究所 メールマガジンより
子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。
入学や進級で環境が変わるこの時期は
園や学校からのお便りもいつも以上に多いですよね。
つい心配になり子どものカバンやランドセルを
開けてお便りを取り出したりしていませんか?
お便りを出す、提出することは子どもがやることです。
この先もずっと書類の管理はついてまわります。
例えば中学生になると「提出物がきちんと出されている」と
言うことも内申点に関わってきます。
受験の際には提出の書類をまとめて、願書を郵送することも
必要になってきます。
子どもが自分で管理できるように今から少しずつ
簡単なことから始めてみましょう。
まず最初は園・学校で配られた
「お便り(書類)を提出する」ことからです。
そのためには、もらったお便りを入れられる
ポーチやクリアファイルなどを準備します。
園や学校で決まったものが最初に配られる場合もありますが
改めて、子どもと話合ってみましょう。
●お便りポーチに何を入れるか?
●ランドセルやカバンのどこに入れるか?
●お便りをいつ出すか?
●どこに出すか?
●学校へもっていく書類はどこに入れるか?
親子で認識を共有することでルールの確認もできますよ。
わかりやすくする工夫として、テプラなどでポーチに
決めたルールをラベリングするのもよい方法です。
お子さんの好きなキャラクターのシールを貼って
モチベーションアップに使うのもOKです!
最初は提出するだけ、学年が上がったら
返事がが必要なもの、そうでないものと分けるなど
ステップアップしていくことで
書いている内容にも注意が払えるようになります。
何をどうしていいかわからない状態から
一緒に考えて出来るようにしていけるといいですよね。
ルールが最初に決まっていると
親の方も「お便りは?」一声かけるだけでよくなります。
ぜひ週末にでも再確認してみてください。
親・子の片づけ教育研究所
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