NGなカゴ収納やってませんか?

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Vol.18_2018.06.01
親・子のづけ教育研究所 メールマガジンより


子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。

家の中でカゴ収納を使っているご家庭は多いと思います。

多くのご家庭にコンサルティングにお伺いした場合も
棚にたくさんのカゴが置かれている、または
使いこなせずに物置に山積みになっている状況を見かけます。

カゴ収納を取り入れたけれど、づかない場合
よく観察してみると、こんなことないでしょうか?

・カゴの容量と収納物の量が合っていない(はみ出す)

・カゴを置いている場所にゆとりがない(出し入れしにくい)

・カゴを手で取れない(持ちにくい)

カゴを揃えることが優先で、中に入れるものの量を
考慮していないと入りきれない状況になりがち。
入れるものに合った大きさのカゴに変更するか、
整理してカゴに入る量に厳選しましょう。

出し入れしにくいのは、カラーボックスなどの棚で
棚板と棚板の間にピッタリの高さで、奥行きもピッタリののカゴを
使った時などに起こりやすいです。

持ちにくいというのとも関係しますが、カゴを手前に引いた時に
手で支えないと下に落ちてしまうので、両手を使わないと
カゴの中のものを取り出せません。
その場合は引き出さなくても出し入れできるように
棚板の間隔を広くするだけで解決することもありますよ。

カゴの素材も重要。やわらかい布製などは中に重いものを入れると
形が崩れやすく、引手がついていても手では出し入れしにくく
なるので注意が必要です。
少し重いものを入れるとき、手で楽に取り出したいときは
型崩れの心配がない素材のもの、引き出すための手掛かりがあるものを
選ぶことをおすすめします。

お子さんが使う場合は、カゴの重さにも注意してみてくださいね。
収納物の重さも加わって重すぎて出せない…なんてことのないように。

取り入れやすいカゴ収納だからこそ、どう使うか
何を入れるか、どこに置くかを考えて選びましょう。

週末、おうちのカゴ収納を見直ししてみませんか?

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