子どもの安心につながる減災片づけ

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Vol.21_2018.06.22
親・子のづけ教育研究所 メールマガジンより


子どもが片付けてくれない、片付けないを「できる!」に変える専門家
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。

震災から家族を守るには、
家具やモノの飛散や転倒でのケガや死亡など人的被害、
物的被害を無くすよう対策して安全にしておくことが大事ですよね

それ以外にもどこに何があるかわかるようにしておく意味で
おやつや食事の準備を手伝ってもらうのもひとつの方法です。

災害はいつも親と一緒の時とは限りません。
ひとりで留守番しているときに地震が起きたら?
お子さんは食べるもの、飲み物がどこにあるかわかるでしょうか?

夜中の地震で真っ暗な状況になることも考えられます。
懐中電灯の場所もわかっていますか?

お子さんも地震のショックや恐怖心から
いつもと違う様子が見られるかもしれません。

非常持ち出し袋や灯りの備えなど、一緒に取り組むことで
安心につながることもあると思います。

ひとりに一つ、非常持ち出し袋(小さなリュックでOK)を準備し
飲み水(ペットボトル500ml)、おやつ、親の連絡先(連絡先カードなど)
LEDライト、ホイッスルなど…入れていきます。

※親・子のづけマスターインストラクターの山口あやさんのブログに
子どもの非常持ち出し袋について書いてある記事が参考になりますよ。
https://ameblo.jp/torinosaezuri-haretasora/entry-12078252311.html

非常持ち出し袋の他にも小学生以上なら
ネックストラップに家の鍵とともに小型のLEDライト、
ホイッスルを一緒につけておくのもおすすめです。
連絡先カードも一緒に入れられたらなおベストですね。

あとはお部屋にランタンや充電式の照明器具、避難用の靴
なども備えておくと安心です。(どれも地震で飛散しないような対策必要)

そしてこんな時ほどスキンシップや
子どもの不安を軽減させる声掛けなど心がけたいものですね。

被災地で一日でも早く日常が取り戻せること、
多くの方が防災、減災対策を自分事として取り組んでくれることを
心から願っています。

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